研修講師が見落としがちな、セルフプロデュース(後編)

日本講師協会登録講師 老久保 剛毅 前編(日本講師協会通信 第23号)では、営業パーソンが講師をリピートするポイントは3つに集約されることを説明致しました。 (1) 確実にお客様よりご評価を頂ける講師 (2) 機転の利く講師 (3) 「この研修であれば、あの人だ」と顔が浮かぶ講師 それでは、上記を実現するための具体策を整理していきましょう。 (1)について: 確実にお客様よりご評価を頂くためには、事前の準備を徹底することが何より重要です。 つまり、営業パーソンと入念に打合せをし、お客様が教育研修に求めていることのすり合わせをする必要があります。言葉尻だけで、カリキュラムを構成することは避けましょう。 言葉に誤解はつきものです。言葉の奥底にあるお客様や営業パーソンの意図をつかむよう心がけるのです。 例えば、「リンゴ」と聞いて、読者の皆様は何を想像しますか? 「赤いリンゴ」を想像しますか。「市場の木箱に積まれているリンゴ」を想像しますか。 以前、長野で研修を実施した際は、大半のご受講者が産地である「青リンゴ」を想像しました。 要するに、言葉によるイメージは人それぞれということです。言葉の意図を汲み取るためには、営業パーソンと一緒にお客様先に同行させて頂くと良いでしょう。同行が難しい際は、営業パーソンに質問をすることでも、すり合わせは可能です。準備に時間は惜しまず、お客様のニーズに合うカリキュラム構成を心がけることが、お客様評価につながるのです。 …

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研修講師が見落としがちな、セルフプロデュース(前編)

そもそも私たち講師のお客様とは? ■専属の社内講師であれば、 「登壇するためのチャンスを頂ける上長」「講師をPRして頂ける社内の営業職の方」そして、「登壇先の社員・職員」等が挙げられます。 ■また、社外講師であれば、 「登録先の法人・団体の窓口のご担当者」「講師をPRして頂ける登録先の営業職の方」そして、「登壇先のお客様」等が挙げられます。 私のように講師協会に登録している講師であれば、後者にあたります。 ここで一つ、意識して頂きたいことは、講師をPRして頂ける「営業パーソン」が存在するということです。 つまり、営業パーソンが「あの講師に声をかけたい」と思って頂けるように、セルフプロデュースすることで、講師の仕事のチャンスは広がるのです。 それでは、営業視点より、どのような講師と連携したいのかを考えてみましょう。 営業パーソンが講師をリピートするポイントは3つに集約されます。 1つ目は、確実にお客様よりご評価を頂ける講師です。 当然です。お客様より研修のご評価を頂くことで、営業パーソンは、次の教育支援の提案に繋げる事ができます。営業に求められる成果は数字です。 つまり、1回の研修で終えるのではなく、研修先のお客様の課題をつかみ、二次・三次提案につなげていけます様、日々の営業活動をしているのです。 2つ目は、機転の利く講師です。 営業パーソンと講師のやりとりにおいて、研修のスケジュール調整・事前の打合せが難航するようであれば、営業パーソンとして…

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